2015年3月27日金曜日

「とても影響を受けたもの」 とは


創作において、何か作っている本人が「とても影響を受けた」と認識する作品の基準ってなんだろうね、と先日創作仲間でもある友人と話していた。
 
例えば、もののシリアス度、笑いを入れる割合、悪と認識される水準、キャラ同士の距離感、死生観、言葉の使われ方、諭してくれる誰かの存在、などの水準において、その人に影響を与えまくった作品は「とても影響を受けた」と言っていいかもしれない。そこに媒体の違いはそれほど問題にはならないような気がする。
「人をだましてはいけません」という状況にも人によって水準があるはずだ。「こういうだまし方はまあやむなし」、と考える人もいれば、「だます行為そのものがいけない」、と考える人もいる。自分にとってその基準が近い作品や作者であれば「信頼できる」「影響を受けたい」と考えるかもしれない。
創作とは基本的に作り出されるものは嘘、だが、作る人のさまざまな何かは込められる。どんなに本人が否定しようとしても、大事にしているもの、好きなもの、許せないもの、などはどこかでにじみ出る。その感度が作り手と観賞者で近ければ、創作物がカギとなり、観賞する人の感覚を開いてゆく、みたいな感じはあると僕は思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿