2016年5月25日水曜日

ものをもつ

「物を所有する」
という認識は想像力によって養うことができる。

個人的な所有物でも、家族と一緒に使っているものだったら「家族内での共有物」と言える。たとえば、「自分が買ってきた家に置いてあるプリンタ」とか「炊飯器」等である。

これを、少し範囲を変えてみると、友達から借りた本となると「借り物」になる。手に持っているのは自分だが、所有者は友達である。自分が所持している、とは言わない。もしこの本を第三者に貸そうとするといわゆる「又貸し」になる。

バス会社であれば、個人がバスを所有しているというのは、無くはないだろうが多くはバス会社の所有物であろう。バス会社に所属する運転手さんがバスを所有しているわけではない。しかし、バスのように、不特定多数の人たちに対してサービスを提供しているとなるとそのバスを多くのお客さんが利用することになる。「公共」という範囲イメージで、バス会社のバスをみんなで「共有している」とも言える。金銭的に高い物になってくると、多くの人と共有するようなものは周囲にもたくさんある。

旅館であれば、経営者が所有している不動産だったりする。宿泊サービスを利用するお客さんはお金を払うことで宿泊客として旅館の設備を利用することができる。
もちろん旅館の従業員も設備を利用する。いろんな立場の人が、その旅館の空間を「共有している」と考えることもできる。

私たちは、自分の所有物ではなくても、その物を使うことができる。物があるということはその物を所有している人はきっといるはずである。

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